
2011年3月期決算を終え、デジタルエンタテイメント事業の抜本的強化に取り組む
収益基盤強化のためにタイトルの選別・強化を実施、特別損失を計上
東日本大震災発生から2ヶ月余り経ちました。
- 和田
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まず、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の地震および津波による被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げるとともに、一刻も早い復興をお祈り致します。スクウェア・エニックス・グループとしては、会社からの義援金1億円に加えて全世界のグループ会社の従業員からも義援金を募り、日本赤十字社に寄付させていただきました。また、オンラインゲーム・サービスなどを通じて災害募金の受付を開始し、その売上を寄付する取り組みをしています。
社内からは、義援金だけでなく、ゲームなどを送ったらどうかといった意見が出ましたが、被災された地域があまりにも広く状況も多様であり、地域ごとの支援物資受け入れ態勢の問題もあるでしょうから、混乱を招くようなことは敢えて控えることにしました。
5月には子会社における個人情報流出という問題が発生しました。
- 和田
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お客様をはじめ多くの皆様にご心配をお掛けしたことをお詫び申し上げます。欧州子会社であるSQUARE ENIX LTD.(本社:英ロンドン)が運営する複数のウェブサイトに対し、外部から不正アクセスされた事件ですね。
サイト改ざんを確認して30分後にはサイトを停止するなどの応急措置を講じて漏洩拡大を防止しましたので、初動は速かったと思います。現在、漏洩の原因や経路などについての全容解明に取り組んでいます。
さて、2011年3月期決算ですが、極めて厳しい結果となりました。
- 和田
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昨年12月に通期業績予想の下方修正を発表しましたので不振に関してはその際に発表させていただいたとおりです。今回さらに加わったのは、約160億円の特別損失です。キャッシュ・アウトしない状態でバランスシートを綺麗にし、気を引き締めて次に備えるために思い切った処理にしました。主な内容は、国内外ののれんや無形固定資産に関する減損損失分など88億円と、コンテンツ開発中止損等です。本当の問題は特別損失ではなく、営業利益ベースが前々期から落ちている点です。これは早急に改善すべきで、今期全力を挙げて対応します。
ちなみに、グループの潜在力はまだ十分にあると考えておりますし、全体の戦略変更はありませんから、配当に関しては当初予定の年間30円を維持することにしましたので、株主の皆様にはご理解を賜りたいと思います。
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