2012年11月6日開催 決算説明会 概要

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デジタルエンタテインメント事業の中身について、MMOは、利益貢献という点では、来期から巡航速度になると思います。当年度は、大型タイトルであるDQXがローンチし、開発コストが一度に費用計上されるので、利益貢献までは行きません。 FFXIVは、もう少しで改修作業が終わり、新生版をローンチしますが、当年度は利益貢献しません。利益貢献は、来期以降になります。 MMOは、当社の収益の底支えになる事業になるべく順調に進捗していますが、利益貢献は来期以降となります。 ソーシャルゲーム等は、大きく伸びています。打率も高いので、一つスマッシュヒットが出れば、今期中に利益水準が回復する可能性もあります。 HDゲームについては、利益ベースでは、1~2年、横ばいが続くと思います。 大型タイトルは出てくるのですが、事業モデル・収益モデルを今後、どう変えるのかがポイントになります。新しい収益モデルが作り手、お客さまの双方に定着するのに3年程度かかります。 1~2年前から申し上げていますが、事業モデル・収益モデルの変化の浸透は、双方に時間がかかります。その間も、利益はちゃんと出し続けますが、大きく伸びてくるのは2~3年後になります。 この3階層構造についてまとめますと、来期からMMOが本格的に立ち上がり、ソーシャルゲーム等が常時アップサイドを狙える状態になって、収益の底支えになります。一方、HDゲームは、向こう2年位、横ばいの状況です。

当年度の下方修正に限らず、2年前から業績が不安定になっている理由をご説明すると、もともと3層構造で設計していたところ、FFXIVの最初の立ち上げに失敗し、玉突きで様々なところに影響が出ております。 玉突きで日本の新規HDゲームタイトルの開発が大幅に遅れました。その結果、旧Eidosタイトルでしばらく繋ぐ事になり、 販売が欧米中心になります。 これに伴い、欧米子会社の販売見込みの精度や販売力によって、かなり利益がぶれることとなります。これが今回の下方修正の要因になっています。 3層構造で説明しますと、底支えのMMOがあって、安定するHDゲームがあって、アップサイドを狙えるソーシャルゲーム等があって、という予定だったところ、MMOが利益ベースでまだ0ですから、業績を組み立てる上では、全てが0からの積み上げになりますので、全体として変動要素が大きい。構造的に、前期・今期・来期は、業績がボラタイルな状態が続きます。 従来、HDゲームの収益は、今まで堅く見積もれていたのですが、今期の代表タイトルは欧米中心ですので、販売見込みの精度が通期業績の下振れ要因になる可能性があります。今の時点でリスクをあえて申し上げますと、そのようなイメージになります。

以上、先週の業績予想修正の発表を受けまして、修正要因と通期の見込み、現在おかれている状況を申し上げました。

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