2011年11月25日 中央大学 講演概要
「ゲーム産業の業態変化」

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任天堂さんが10年間、我世の春を謳歌するわけですが、それからソニーさんのプレイステーションが出てくる。スライド12をご覧ください。持続的イノベーションと書いてあります。これは、任天堂のような破壊的イノベーションではありません。でも、天下を引っくり返したんです。 ソニーが任天堂を倒したと言われていますが、実は、歴史的な事実ではありません。任天堂モデルが、お客様離れ、ソフト業者離れを起こして自壊し、残ったその他メーカー群の中で生き残ったのがソニーだったという事です。二つの戦争が合成されて任天堂からソニーへって事になってるんですね。これ都市伝説と違うとこなんですよ。 どういうことかいうと、マスクROMがすごく高かったんですよ。それから、当時は発足当時だった事に加え在庫管理が大変だったんで流通マージンがすごい大きかったんですよね。ですからソフトの価格も8千円とか1万円ぐらいだったんです。皆さん想像つかないと思うんですけど。スーパーファミコンの後期なんてドラクエでも1万数千円とすごい値段だったんですね。ところが、これだけお客様に払っていただいているのに、また、一生懸命作っていたのだけど、実は楽じゃなかったんです。

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