サステナビリティ

サステナビリティ

持続可能な社会の実現に向けたスクウェア・エニックス・グループの取り組みをご紹介します。



働き方の多様化

スクウェア・エニックス・グループは、従業員一人ひとりにとって最適なワークライフバランスの実現を推進するため、働き方の多様化やライフステージの変化に対応できる柔軟な勤務制度および福利厚生施策を導入しています。
働き方の多様化

在宅勤務制度

生産性の向上と従業員のワークライフバランスを最適化することを目的として、柔軟かつ多様な働き方を実現できる勤務制度(ハイブリッド型含む)を各国の拠点で導入しています。
また、災害などの突発的な事態にも柔軟に対応できる体制を執ることで、従業員が安心して働ける環境づくりに努めています。

「保活コンシェルジュサービス」の導入

国内拠点の一部では、従業員が保育所を探す時期に、専門家に悩みや不安を相談できる「保活コンシェルジュサービス」を提供し、従業員のスムーズな職場復帰と、新しいライフステージに応じたサポートを行っています。

人材育成

スクウェア・エニックス・グループは、様々な人材育成プログラムを通じて従業員が継続的に成長できる環境づくりに取り組んでいます。

人材育成

グローバル人材・リーダー人材の育成

当社製品のお客様やお取引先様とのコミュニケーション、さらに従業員同士のコミュニケーションがグローバル化する中、国内拠点では、様々な形での英語学習機会の提供を通じ、グローバル人材の育成を行っています。
また、教育プログラムの実施や教育費用補助を通じ、従業員のキャリア形成のための資格取得支援や、次世代リーダー育成のためのリーダーシップ研修を各拠点で行っています。

最先端技術教育・社内開発ナレッジ勉強会

デジタルエンタテインメントのコンテンツやサービスの開発に関する技術が日々進化する中で、新しいコンテンツを継続的に創出するために、最先端の技術を学習できる機会を従業員に提供することが非常に重要と考えています。
国内拠点では、最先端技術に関するセミナーやゲーム開発ナレッジ勉強会の開催、イントラネットを通じた事例共有などを行い、従業員が自ら学び成長することを奨励しています。
これらの組織やプロジェクトを横断した社内情報共有の取り組みを通じ、製品の開発効率向上と高品質化を実現するとともに、社内コミュニケーションの活性化を図っています。

コンプライアンス研修

労働基準法、著作権法、資金決済法、景品表示法など、スクウェア・エニックス・グループを取り巻く法規制を従業員が正しく理解し行動するために、管理職を中心としたコンプライアンス研修や全従業員向けの周知・啓発活動を実施しています

健康経営(産業保健体制の強化、運動支援)

スクウェア・エニックス・グループでは、従業員が心身共に健康を維持できるよう、日常的な健康管理、運動習慣の重要性を啓発し促進しています。

健康経営(産業保健体制の強化、運動支援)

産業保健体制の強化

国内拠点では、産業医や保健師、臨床心理士の在籍する健康推進室の設置などを通じ、従業員が安心して働ける環境を整備しています。

勤務体制にとらわれない運動支援

従業員が適度な運動が行えるように、オフィスや自宅で取り組める運動支援策を各拠点で行っています。専門のインストラクターによるオンラインストレッチプログラムやヨガ教室の開催、社員参加型ウォーキングイベントなど、従業員の健康増進に役立つプログラムを実施しています。

健康増進活動へのインセンティブ付与

国内拠点の一部では、運動プログラムへの参加や生活習慣の記録、健康増進情報の閲覧など、従業員が健康増進を目的とした様々な活動を行った際に、ポイント形式のインセンティブを付与する仕組みを導入し、従業員が主体的に健康増進に取り組める持続的な環境づくりを行っています。
また、米国拠点では、従業員リソースグループ(ERG)による活動の進捗や社外活動の写真の共有などを行い、従業員が積極的にERG活動に参加することを奨励しています。

多様性の尊重

スクウェア・エニックス・グループは、国籍、人種、宗教、思想信条、年齢、性別、性的指向、身体条件等の多様性を尊重しています。また、拠点ごとに、研修や活動支援を行うことでダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを推進しています。

当社グループの全拠点において、採用、研修、チームビルディング、従業員活動などの分野で、多様性、公平性、包括性を体現・促進する取り組みを進めています。今後も、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの進歩に合わせ、積極的にこの分野の取り組みを推進してまいります。

産学連携の取り組み

スクウェア・エニックス・グループは、教育機関との連携を通じ、次世代の人材育成に繋がる取り組みや活動の支援を行っています。
東京藝術大学大学院映像研究科との取り組みでは、2017年から現在まで、学生の作品制作に、当社グループのゲームクリエイターがメンターとして参加し、指導にあたっています。その成果に基づき、2019年度から同科に「ゲームコース」が開設されました。また、同大学の芸術情報センター全学向け講座「芸術と情報」においても、8回シリーズで当社グループの従業員が講義を担当し、毎年、ゲーム制作における各分野の専門知識を受講生の目線に立ち解説しています。今後も、「ゲームを芸術の一分野として捉え、研究や作品制作を通して、ゲームの可能性や映像表現のフィールドを広げることに貢献する」という同学の試みに協力し、エンタテインメント産業に携わる人材育成に取り組んでまいります。

産学連携の取り組み

コミュニティサポート

スクウェア・エニックス・グループは、世界各地における大規模災害や緊急事態への支援や、地域社会・コミュニティへのサポートを通じて、地域社会や社会全体の持続的な発展に貢献しています。

当社グループは、以下のような様々な地域や地方、また国の慈善団体の活動を支援し、また募金や救援金の寄付活動を行っています。

  • ・人道支援や災害救援活動を支援する団体
  • ・社会的平等に貢献する団体
  • ・子どもたちの健康や食料不安の解決に取り組む団体

また、従業員と共に地域社会を支援する活動も推進し、欧米拠点では、小児医療施設へのおもちゃやゲームの寄贈、地域スポーツ活動への協賛、清掃活動などのボランティア活動を行っています。

その他にも、世界の多様な文化について学ぶ機会を従業員向けに提供しており、文化や歴史を称える活動(African American History Month、Women's History Month、 Pride Month、AAPI Heritage Monthなど)や従業員リソースグループ(ERG)によるPride、Women in Gamingなどに関する社員の活動を支援しています。
また、2021年には、当社グループの拠点間の協働により、LGBTQ+の従業員とコミュニティの活動を称えるための、Pride Monthアンバサダーとなるオリジナルマスコット 「ミナ」 を制作しました。

(主な災害・人道支援は、https://www.hd.square-enix.com/jpn/news/から年別にご覧いただけます。)

コミュニティサポート

気候変動への配慮

スクウェア・エニックス・グループでは、環境の取り組みを通じて、持続的な社会の実現を目指しています。

指標と目標

国内事業所・データセンター・アミューズメント施設における使用電力によるCO2排出量を定量的な指標とし、事業所・データセンターについては2030年にはほぼゼロを目標としています。アミューズメント施設については2050年には半減を目標としています。

ダウンロード販売促進

ダウンロード販売の促進を通じ、パッケージ商品の物流に伴う排出ガスの削減や、パッケージ商品に使用されている原材料資源の節約に取り組んでいます。

パッケージリサイクル素材

パッケージ商品にリサイクル可能な素材を使用し、環境への負荷を最小限に留めるよう努めています。

スクウェア・エニックス・グループは、ゲーム内容に関する適切な表示を行うことで、お客様により安心・安全なゲームプレイ環境をご提供することに努めています。

家庭用ゲームソフトのレーティング制度

お客様が当社コンテンツを安心して遊べるよう、日本、北米、欧州などで販売する家庭用ゲームソフトは、各国で採用されているゲーム内容を基準としたレーティング制度を利用して、対象年齢など所定の表示を行っています。

国内モバイルゲームのガイドライン

日本で提供しているモバイルゲームについては、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会が制定した「ネットワークゲームにおけるランダム型アイテム提供方式運営ガイドライン」を遵守し、全ての有料アイテムの確率表記を行っています。


その他のサステナビリティに関する施策

その他のサステナビリティに関する施策とその詳細は、最新のアニュアルレポートをご覧ください。

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