-
印刷する
- PDF で表⽰
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
2019(平成31)年3月期第2四半期決算説明会 質疑応答
日 時:2018年11月7日(火) 17時30分~18時30分
回答者:代表取締役社長 松田洋祐
【質疑応答内容】
Q. 特別損失の計上により一部処分したにも関わらず、バランスシートのコンテンツ制作勘定が2Qで544億円に増加した要因は何か?
A. コンテンツ制作勘定には下期発売予定の大型タイトル以外に、2020年3月期以降に発売する開発中のタイトルが含まれているため。
Q. 特別損失に計上したコンテンツ等廃棄損以外の項目でコンテンツ評価損の計上があったか?
A. 売上原価でスマートデバイス、HDゲームタイトルのコンテンツ評価損を計上した。
Q. スマートデバイス・PCブラウザ等の開発体制の見直したことにより、一時的な費用の発生はあるか?
A. 想定していない。
Q. ホリデーシーズンに向けて競合の大型タイトルが続々と投入されるが、12月に発売される「JUST CAUSE 4」の販売見通しを教えてほしい。
A. クオリティの高いタイトルに仕上がっているので、期待している。
Q. 通期計画の進捗に関するコメントをいただきたい。
A. 上期は計画どおりに進捗している。
Q. スマートデバイス向けの新作の絞り込みにより、今後のタイトル数はどう変化するか?
A. 今までのペースに比べると投入タイトル数は減少するだろう。
Q. 2018年8月末に発表されたテンセントとの戦略的提携について中長期的な観点からコメントが欲しい。
A. テンセントとの提携内容については、具体的な内容が決まり次第、順次発表する。テンセントは海外市場も強いので、中国以外の地域でもグローバルで協業していきたい。
Q. サブスクリプションモデルへの対応によって、現時点で想定されている今後の事業展開は?
A. 現時点で決まった話はないが、サブスクリプションモデルを活用しつつ、ゲーム本編のダウンロード販売も伸ばしたいと考えている。
Q. STEAMへのタイトル配信に関してコメントをいただきたい。
A. PCゲームの大手プラットフォームで、当社はSTEAMへのタイトル配信に力を入れている。ユーザーコミュニティの意見は非常に貴重で、参考にしている。
Q. 新作タイトルが投入される3Q、4Qそれぞれの営業利益の規模感は?
A. 新作の販売を通して業績予想を達成したい。それ以上の回答は差し控える。
Q. スマートデバイス向けの新作タイトル数を絞り込むことにより、人員削減の可能性は?
A. 人員の最適な再配置を考えているため、直接人員削減につながることはない。
Q. Luminous Productionsが大型タイトルへの開発に集中することで、開発期間をどの程度短縮できるか?
A. 定量的な回答はできないが、開発体制の見直しとゲームエンジンの有効活用によって開発期間の短縮を図る。
Q. スマートデバイス向けアプリ間でユーザーの時間の取り合いが起きていないか?
A. その面は否めない。新規ユーザーを獲得するには、「面白く・新しい・何か」を提供していく必要があるため、今後のスマートデバイス向けの新作タイトルの投入は厳選して行う。