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2012年6月26日開催 定時株主総会概要

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2012年6月26日開催 定時株主総会概要

質疑応答概要:

<質問1>
本社事務所を移転するとのことですが、その理由とそれに係る損失処理を教えてください。

<回答1>
社員の間の闊達なコミュニケーションを促すレイアウトにしたいと考えていたところ、不動産相場が下落し、目的に適合する物件を合理的な条件で賃借できる目途がたったため、本社事務所の移転を決断しました。
平成24年3月末時点において現オフィスの原状回復費用の見直しを行った結果、資産除去債務が508百万円減少することとなりました。

<質問2>
①中長期的な業績の見通し、②欧州経済危機の当社業績への影響、及び③自社株買いの可能性について教えてください。

<回答2>
①30円/株の安定配当と、実績連動として連結配当性向30%の二点を標榜しているので、1株当たり純利益100円が当面の目標となります。それをさらに伸ばすため、収益モデルの転換や自社IPの強化に取り組んでまいります。中期的には、営業利益400億円を目指します。
②当社は、グローバルな開発・販売体制を確立していますので、ある地域の経済が危機に瀕したとしてもそれを好機に転ずる事が可能です。例えばアイドスはリーマンショック直後に買収しております。
③自社株買いについては、現時点では具体的な計画はありませんが、常時検討対象としております。

<質問3>
取締役報酬が高い印象を受けます。その金額的妥当性について教えてください。

<回答3>
取締役報酬は、①既存事業の維持拡大と、②新規事業の開発の二兎を追えているか否かで査定します。具体的金額については、株主総会でご決議いただいた報酬枠の範囲内で、市場価格を参考にしつつ、報酬委員会で議論する事としております。

<質問4>
ソニー・コンピュータエンタテインメントが8.27%の当社株式を保有していますが、リスクはないのでしょうか。

<回答4>
ないと認識しております。

<質問5>
経営環境の変化に対応するため、どのような投資を行っているか教えてください。

<回答5>
最も重要な経営資源である「人」に対する投資を強化しています。具体的には、情報共有と協働を促進するような企業風土の醸成です。研究開発投資としては、E3で公表した「ルミナス・スタジオ」などのゲームエンジン開発を始め、いくつかのプロジェクトを走らせています。さらに、事業投資としては、ソーシャル分野に注力しています。新規分野についてはコンテンツやビジネスモデルに多様性を持たせるため、約7チームを並走させており、実績を出し始めています。

採決要領:

報告事項及び決議事項に関し、十分審議を尽くしましたので、これをもって質問及び動議の提出を含めた全ての審議を打ち切り、議案の採決に移らせて頂きたいと存じますが、ご賛成頂けますでしょうか。
(株主拍手)
賛成ありがとうございます。

それでは、第1号議案「定款一部変更の件」の採決をいたします。原案にご賛成頂けますでしょうか。 (株主拍手)
ありがとうございます。事前の議決権行使を含め、3分の2以上のご賛成を得ましたので、本議案は原案通り可決されました。

次に、第2号議案「取締役5名選任の件」の採決をいたします。原案にご賛成頂けますでしょうか。
(株主拍手)
ありがとうございます。事前の議決権行使を含め、過半数のご賛成を得ましたので、本議案は原案通り可決されました。

以上をもちまして、本日の会議の目的事項は全て終了いたしましたので、本株主総会は閉会といたします。
本日は、まことにありがとうございました。

以上


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