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デジタルエンタテインメント事業については、HDゲームにおいて、『マーダード 魂の呼ぶ声』、『シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール』等、新作タイトル数が前期より多く、販売が伸びました。 また、海外を中心に『ファイナルファンタジーX/X-2 HDリマスター』、『シーフ』、『トゥームレイダー ディフィニティブエディション』等のリピート販売も伸びました。 MMOについては、『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』が昨年8月から稼働し、その後堅調に推移しており、当期は上期全体に寄与しております。なお、『ドラゴンクエストX』についても堅調に推移しております。 スマートデバイス・PCブラウザ向けゲームについては、『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』、『スクールガールストライカーズ』が、アプリゲームのセールスランキングで定常的に20位以内に入っており、大きく貢献しております。PCブラウザ向けゲーム『戦国IXA』もサービス開始から4年超経っていますが、堅調に推移しております。 これらの結果、デジタルエンタテインメント事業については、売上高438億円、営業利益79億円となり、前年同期比で131億円の増収、営業利益で45億円の増益となりました。
アミューズメント事業については、売上高が213億、営業利益24億円で、前年同期比で37億円の減収、営業利益で14億円の減益となりました。 要因は大きく二つあり、第一は、前期発売し売上・利益に大きく貢献した『ロード オブ ヴァーミリオンⅢ』に匹敵するアミューズメント機器の発売がなかったことです。第二は、アミューズメント施設運営において、消費税増税の影響により、ショッピングセンターの集客が落ち、それに伴うショッピングセンター併設の当社アミューズメント施設の売上が、前年割れとなったことによるものです。ただし、効率的な施設運営を行うことにより、アミューズメント事業全体で営業利益については24億円の利益を確保しております。
出版事業については、売上高62億円、営業利益18億円となり、前年同期比で16億円の増収、営業利益で8億円の増益となりました。アニメ化したコミックが好調であり、具体的には、『ばらかもん』、『月刊少女野崎君』、『アカメが斬る!』等が挙げられます。
ライツ・プロパティ等事業については、売上高19億円、営業利益6億円となり、前年比で3億円の増収、営業利益で3億円の増益となりました。自社のコンテンツに加え、他社の優良コンテンツの商品化を推し進めたことによる増収増益です。
以上、当期決算の概要をご説明いたしました。