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2022年8月4日開催 第1四半期決算説明会概要

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2022年8月4日開催 第1四半期決算説明会概要

株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
2023年3月期 第1四半期決算説明会 質疑応答

日 時:2022年8月4日(木) 18時30分~19時30分
回答者:代表取締役社長 松田洋祐


【主な質疑応答内容】

Q. 米国市場におけるゲームコンテンツの需要について、当社はどのように認識しているか?また、リピートタイトルのトレンドを教えてほしい。

A. コロナ禍での巣ごもり需要は落ち着いたものの、米国市場全体が特段弱いといった認識は持っていない。リピートについては、概ね目立った変化がないと認識している。

Q. 海外の複数スタジオ売却に伴う収益性の改善を確認できるのは、今年度の下期あるいは2024年3月期以降か?

A. 本件に伴う収益性の改善効果は、短期的に顕在化するものではなく、国内のタイトルを中心に経営資源の選択と集中を行うことにより、中長期的に収益性の改善効果が現れると考えている。

Q. スタジオの投資戦略における多様化に注力する背景を教えてほしい。

A. タイトルの開発費が増加傾向にある中、スタジオを100%保有するという投資手法は、大きなリターンを期待できる一方で、ダウンサイドのリスクも大きくなり、結果として、業績に対するボラティリティが想定以上に高まってしまう。したがって、今後は、必ずしも100%保有に拘らず、100%保有に加えて、ジョイントベンチャーやマイノリティ出資等の様々な手法を用いて、投資リスクを分散することでボラティリティをコントロールし、成長とバランスシートの最適化を実現してゆきたい。

Q. 2023年3月期業績予想の開示時期を教えてほしい。

A. 現在検討中であり、具体的な時期は明示できない。

Q. 8月4日に配信開始した「鋼の錬金術師 MOBILE」の期待値を教えてほしい。また、「鋼の錬金術師」のIP展開に関しても合わせて教えてほしい。

A. 「鋼の錬金術師 MOBILE」の立ち上がりは好調だが、今後のパフォーマンスを注視する必要があるため、現時点での定量的なコメントは差し控える。一方で、「鋼の錬金術師」のIP展開については、20周年プロジェクトとして、昨年より様々なイベント等を実施してきたことに加え、「鋼の錬金術師 MOBILE」のサービス開始、荒川弘氏の新作である「黄泉のツガイ」の発売によって、IPの活性化を期待している。


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