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2020(令和2)年8月6日開催 第1四半期決算説明会概要

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2020(令和2)年8月6日開催 第1四半期決算説明会概要

株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
2021(令和3年)年3月期第1四半期決算説明会質疑応答

日 時:2020年8月6日(木) 18時30分~19時40分
回答者:代表取締役社長 松田洋祐


【主な質疑応答内容】

Q. 新型コロナウイルス感染症拡大による所謂「巣ごもり需要」のトレンドをどうみているか?また、「FINAL FANTASY VII REMAKE」の販売状況は?

A. 第1四半期は、欧米でロックダウン(都市封鎖)が実施され、我が国でも緊急事態宣言に基づく休業要請が出されていたため、結果としてデジタル販売に対する需要が増えた。7月以降はデジタル販売のペースは落ち着いてきているものの、今後もデジタルシフトが進んでいくと考えている。「FINAL FANTASY VII REMAKE」に関しては、第1四半期末時点での累計販売本数は500万本弱まで伸びた。今後は本作に興味を持っているもののまだ購入に至っていない顧客層を対象とした販売促進を図っていく。

Q. 9月発売予定の「Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)」に対する期待は?

A. 非常に期待している。GaaS (Game as s Service)のタイトルとして、本作発売後の初動だけでなく、サービス開始後の運営が重要である。有力な追加コンテンツを投入していくことによって盛り上げていきたい。

Q. 「FINAL FANTASY VII REMAKE」以外のHDゲームの新作や過去作の販売状況は?

A. 「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」の販売は好調で、当初の想定を大きく上回っている。過去作に関しては、特別なプロモーションを行ったわけではないものの、当社の有力IPを中心としたリピート販売がデジタルで増加している。また、HDゲームではないが、スマートフォン向けゲームの売り切り型の売上高も第1四半期に増加している。

Q. 7月にサービスを開始した「ドラゴンクエストタクト」の評価は?

A. 当初の想定を上回る好調なスタートを切ることができた。

Q. ライツ・プロパティ等事業の今後の見通しは?

A. 今後も自社IPに基づく複数の商材を用意している。ライツ・プロパティ事業関連の商材の大きな販売機会は、ゲームショウなどの大型イベントであるが、コロナ禍でこのようなイベントが軒並み中止、延期となったり、オンライン開催に変更されていることから、今後はこれらに替わる新たな販売施策を検討しているところである。

Q. HDゲームの第2四半期の見通しは?

A. デジタル販売に関しては、前四半期比では落ち着いてくるのではないかと考えている。9月発売予定の「Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)」については、パッケージ販売よりもデジタル販売でどこまで伸ばせるかどうかがポイントであり、販売数量を予測することは難しい。


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