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株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
2022年3月期第3四半期決算説明会 質疑応答
日 時:2022年2月4日(金) 18時30分~19時30分
回答者:代表取締役社長 松田洋祐
【主な質疑応答内容】
Q. 12月に発売したEpic Games Store版「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」の評価は?また、なぜEpic Games Storeのみで販売したのか?
A. 相応の手ごたえを感じている。Epic Games Storeを選択した理由は詳細に申し上げられないが、様々な条件を比較検討した結果である。
Q. Q2からQ3にかけて投入したスマホゲームの新作が苦戦している印象を受けるが、Q3業績への影響はあったのか?今後のスマホゲームの見通し、戦略についても教えてほしい。
A. Q3については、一部のタイトルにおいて評価減を行っている。今までスマホゲームについては、外注中心で開発してきたが、今後については内製での開発強化といった方向にシフトしていきたい。
Q. 「ファイナルファンタジーXIV」は混雑対応により、12月中旬よりスターターパック及びコンプリートパックの販売一時停止を行っていたが、1月下旬より販売が再開されたことによって、今後も継続的にこれらの売上が計上されることで、MMOの業績が高水準を維持する可能性はあるか?
A. Q4以降にそれらの売上が一定数見込めると考えている。「ファイナルファンタジーXIV」の方針に関して、今後発信される当社からの情報を参考にして、業績の見通しについて判断いただければと考えている。
Q. 次世代機の普及状況や、競合他社の新作タイトル等の外的環境が、HDゲームの新作タイトルの発売時期に影響を及ぼす可能性はあるか?
A. 半導体の供給不足といった状況や、競合他社のスケジュールといった状況に鑑みて、新作タイトルの発売時期に関しては検討したい。
Q. HDゲームのQ3売上高がQ1対比で増加した要因は?
A. Q3に「Marvel’s Guardians of the Galaxy」等の新作タイトルの発売、ホリデーシーズンの販売施策によるリピート販売の増加等である。
Q. ゲーム開発者の給与水準が世界的に上昇傾向だが、人材投資の考え方は?
A. 当社としては、売上高及び利益成長を実現するとともに、魅力ある報酬パッケージの提供といった人材投資も同時に行っていきたい。