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2021(令和3)年2月3日開催 第3四半期決算説明会概要

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2021(令和3)年2月3日開催 第3四半期決算説明会概要

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社長の松田です。各事業の進捗状況についてご説明します。

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まずはHD ゲームからご説明します。当第3四半期のみにフォーカスしますと、「Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)」の開発費の償却負担が残っていたこと、ホリデーシーズンのセールス全般が比較的スローであったこと等から、営業損失となりました。

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MMOセグメントに関しては、「ファイナルファンタジーXIV」についての発表を2/6に予定しておりますので、この発表を受けての今後の盛り上がりを期待しています。

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今期は、新規大型タイトルの発売によりディスク販売比率が増加している傾向となっていますが、公表している販売本数にカウントしていない過去にリリースされたカタログタイトルを含めると、ダウンロード販売が大半を占めています。
また、主力タイトルは、ただいまご説明したカタログタイトルが継続的に売れ続けており、これらのタイトルに関連した新作の発売による波及効果によって、カタログタイトルのリピート販売が更に伸びることを期待しています。

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スマートデバイス・ PC ブラウザゲーム等については、本第3四半期は堅調に推移いたしました。こちらは、来期に向け様々な取り組みを準備しておりますので、それらの成果が今後出ることを期待しています。

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ご覧いただいているのは、現在運営中の主力タイトルになります。2月18日にサービスを開始する「NieR Re[in]carnation」が新たな主力タイトルに加わることを期待しています。

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続きまして、アミューズメント事業に移ります。当第3四半期単独では営業黒字に転換しました。第4四半期の見通しに関しては、1月7日に発出された緊急事態宣言を受け、一部店舗に関しては営業時間短縮等の施策を行うため、業績見通しは厳しい状況となることを想定しています。

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出版事業は、当第3四半期も堅調に推移しており、今後も同様のトレンドが継続することを期待しています。

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ライツ・プロパティ等事業は、販売する商材によって業績が変動します。当第3四半期は、オンラインでの販売に注力したことにより、売上高が当第2四半期と比較して増加いたしました。

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最後に、通期業績見通しについて現時点での見通しをお話します。第4四半期は新型コロナウイルス感染症の拡大により緊急事態宣言が発出され、回復基調であったアミューズメント事業の見通しが不透明となりました。また、現在開発中の新作タイトルについては、開発スケジュールに影響を及ぼす恐れがあります。こうした状況を鑑み、当第3四半期決算発表の時点では、通期業績予想を据え置きました。


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