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2021(令和3)年5月13日開催 決算説明会概要

2021(令和3)年5月13日開催 決算説明会概要

株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
2021(令和3)年3月期決算説明会 質疑応答

日 時:2021年5月13日(木) 18時30分~19時30分
回答者:代表取締役社長 松田洋祐


【主な質疑応答内容】

Q. 中期業績目標の売上高及び営業利益をレンジにて開示しているが、そのレンジはどのようなファクターで発生しうるか?パイプライン次第もしくは、ライブサービスの強化、継続収入拡大によるものか?また、レンジの上限と下限で売上高営業利益率が同じという点はどう考えればよいか?

A. HDゲームでのテントポールIPをどう作るかが重要である。それを土台として、今回の中期業績目標の施策で記載している事業戦略を通じて売上成長を図る。営業利益率に関しては、売上成長に伴い、限界費用が下がるような構造ができれば、さらなる改善が可能だと考えている。また、売上高営業利益率に関しては、15%程度を下限目標として改善に取り組んでいく。

Q. 2022年3月期は新規IP中心とのことだが、具体的に取り組みを教えてほしい。「Outriders」のような取り組みを複数行うのか。また、「Outriders」の評価も教えてほしい。

A. 「Outriders」のようなルートシューターと同じジャンルの新作が今後必ずしも出てくるという訳ではない。今後の新作には未発表作も含まれており、それらに関しては6月以降の新作発表を確認いただきたい。「Outriders」の評価に関しては、初動で不具合などの課題が若干あったものの、新規IPとしての出足は好調であると認識している。また、デジタル販売比率が非常に高いことに加え、アクティブユーザー数も想定以上に推移し、ポジティブサプライズ。マイクロソフト社のXbox Game Passへの発売当日からの提供も奏功したと考えている。

Q. 2022年度3月期の業績予想では、前期比で売上高がほぼ横ばいの一方、減益を見込んでいる。前提として、継続安定収益に関しては前期からさほど変動がなく、AM事業は前期より回復として考えると、HDゲームの新作に関しては、新規IP中心のラインナップであることから、収益貢献は限定的と見込んでいるのか?

A. 今期のHDゲームは新規IP中心のラインナップのため、リスクファクターをある程度含めた予想となっている。

Q. 2018年に発表したテンセント社との戦略的提携に関する進捗は?今後3か年にて何らかの成果は期待できる?

A. テンセント社とは継続的にコミュニケーションを取っており、プロジェクトの中には進捗中のものあるが、今後3か年における成果も含め、現時点ではこれらの詳細に関するコメントは差し控えさえていただきたい。


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