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各事業の概況
アミューズメント事業

星と翼のパラドクス© SQUARE ENIX SUNRISE
2018, 2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. / SUNRISE

2019年3月期は、売上高462億円、営業利益19億円と前期比で増収減益となりました。「星と翼のパラドクス」などの新規大型タイトルが売上増に貢献しましたが、開発費の償却負担を十分に吸収できる水準には至りませんでした。一方、店舗運営に関しては年間を通じて安定的な業績を実現できており、新店の展開を進めるなど、着実に業容を拡大させつつあります。2020年3月期は、2020年7月開催の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて来日観光客の増加が見込まれる一方、消費税増税など事業環境は予断を許しませんが、店舗運営の不断の改善を通じて、当セグメント全体の底上げを図ってまいります。

出版事業

2019年3月期は、売上高140億円、営業利益39億円と増収増益を果たすことができました。大きな成長ドライバーになっているのが、デジタル販売です。2019年3月期の売上高に占めるデジタル販売の割合は40%近くとなり、直近の単月売上では50%を上回る勢いになってきています。「マンガUP!」や「ガンガンpixiv」などのサービスが好調で、MAU(Monthly Active Users:月次アクティブユーザー数)、DAU(Daily Active Users:日次アクティブユーザー数)も堅調に伸びており、当セグメント全体の利益率の向上に大きく寄与しています。一方、紙媒体によるコミック販売もデジタル販売に連動する形で成長しており、当セグメント全体が良いバランスで成長しています。デジタル化の流れは不可逆的であり、今後もデジタル比率の向上が見込まれます。デジタル時代に合った媒体で新しいIPを創造し、当セグメント全体を継続的に成長させてまいります。

ライツ・プロパティ等事業

2019年3月期は、売上高73億円、営業利益9億円と前期比で減収減益となりました。2019年3月期は新商品の仕込みの時期であり、先行投資がかさんだためこのような結果となりましたが、2020年3月期以降は大型タイトルの発売に合わせて新商材の投入や新しい商品ラインアップの展開などを通じて、成長を目指してゆきます。当セグメントは、一次著作の補完的意味合いの二次著作ビジネスにとどまりません。最近のお客様は、コンテンツの世界観を全体として楽しむ傾向が顕著になっております。当セグメントで展開する製品・サービスは、このようなお客様のニーズにこたえるものであり、当社IPのポートフォリオをより豊かにするものであります。またeコマース事業を積極的に推し進めることにより、お客様の購買の利便性をさらに向上させ、お客様にとって当社製品・サービスをより身近なものにするよう努めてまいります。

中期業績目標について

2021年3月期以降に、売上高3,000~4,000億円、営業利益400~500億円を安定的に達成できる事業構造の確立を目指します。当初、中期業績目標達成を見込んでいた2020年3月期は、売上高2,700億円、営業利益240億円と、2019年3月期並みの水準を計画しております。スマートデバイス・PCブラウザゲーム等において、2019年3月期の第3四半期までに投入した新作が不振であったため、当初見込んでいた収益の実現が難しいことに加え、2019年3月期に投入したHDゲームの新作タイトルのリピート販売を保守的に見込んでいることが要因です。中期業績目標を実現するために、①デジタル販売の強化、②マルチプラットフォーム展開、③地域展開、④Game as a Service, Game as Media、及び⑤eコマースの戦略課題に取り組んでまいりました。 中期業績目標の達成を早期に図るべく、安定的継続収益の拡大を図るとともに、新規IP向けの継続投資を行ってまいります。HDゲームの新作は、開発費償却後のリピート販売が大きく利益貢献します。安定的継続収益の拡大ができれば、現在のパイプラインで中期業績目標は達成可能だと考えています。