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ただ今より、株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス2023年3月期(以下「当期」)決算説明会を開催します。
本日の説明者は、代表取締役社長 松田 洋祐取締役 最高戦略責任者 桐生 隆司です。
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当期の連結業績は、売上高3,432億円(前期比220億円減)、営業利益443億円(同149億円減)、経常利益547億円(同160億円減)、親会社株主に帰属する当期純利益492億円(同18億円減)となり、残念ながら前期比で減収減益となりました。2023年1月24日に発売した「FORSPOKEN」は、厳しい結果となったものの、アクションの要素においては高い評価を得られたと考えています。
一方で、開発体制・タイトルポートフォリオの見直しおよびパブリッシング体制の強化等、今後のさらなる成長を実現すべく複数の施策を当期に講じました。
内製開発体制の強化として、「FORSPOKEN」を開発した株式会社Luminous Productionsを株式会社スクウェア・エニックスに吸収合併させることにより、グループ内における開発リソースの統合を既に推進しており、今後の成果に繋がることを期待しています。
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セグメント別の業績です。
デジタルエンタテインメント事業は、売上高2,455億円(前期比341億円減)、営業利益412億円(同177億円減)でした。
HDゲームは、「CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION」、「FORSPOKEN」、「オクトパストラベラーII」等の発売があったものの、「OUTRIDERS」、「NieR Replicant ver.1.22474487139...」、「Marvel’s Guardians of the Galaxy」を発売した前年と比較して、新作タイトルによる収益が減少したことにより、前期比で減収となりました。
MMOは、「ファイナルファンタジーXIV」の拡張パッケージ発売がなかったこと等により、前期比で減収となりました。
スマートデバイス・PCブラウザ等は、既存タイトルの弱含み等により、前期比で減収となりました。
アミューズメント事業は、売上高563億円(前期比105億円増)、営業利益52億円(同32億円増)でした。既存店売上高が前年を大幅に上回ったことを受け、前期比で増収増益となりました。
出版事業は、売上高291億円(前期比1億円増)、営業利益116億円(同6億円減)でした。デジタル販売及び紙媒体の販売が堅調に推移した一方で、印刷用紙等の値上げに伴う原価増に加えて、広告宣伝費の増加等により、前期比で減益となりました。
ライツ・プロパティ等事業は、売上高156億円(前期比16億円増)、営業利益37億円(同2億円減)でした。有力IPにかかる新規キャラクターグッズの販売が好調であったものの、商品別の売上構成比が変化したこと等により、前期比で増収減益となりました。
当期決算の概要については、以上です。
本資料に記載されている将来の業績見通しに関する情報は、2023年5月12日現在のものです。当社は、新たな情報や2023年5月12日以降に発生する事象などによって、見通しまたは予測など、当社の将来の業績に関する見通しを更新しまたは修正する義務を負うものではありません。