IR情報

取締役 最高戦略責任者の桐生です。中期業績目標及びさらなる成長の実現に向けた今後の取り組みについてご説明します。

売上高4,000～5,000億円、営業利益600～750億円、売上高営業利益率の改善を3か年の中期業績目標として掲げました。

まず、さらなる成長実現に向けた取り組みとして、既存事業であるデジタルエンタテインメント事業の強化に今後も注力したいと考えています。同時に、当社の重点投資領域である、AIやクラウド、ブロックチェーンといった新規領域への挑戦にも引き続き取り組んでいきます。

次に、当期に実施した施策についてご説明します。

当期は、デジタルエンタテインメント事業のサブセグメントであるHDゲームおよびスマートデバイス・PCブラウザ等の競争力、収益性を高めるため、海外の複数スタジオ及び一部IPの売却、グループ全体での中長期タイトルポートフォリオ再編成に取り組みました。

当社のHDゲームおよびスマートデバイス・PCブラウザ等については、当社の主力事業としてさらなる強化を企図した取り組みに今後も注力したいと考えています。

また、グローバル市場での当社コンテンツの販売拡大を目的としたパブリッシング体制の強化を実施しました。

プロダクトアウトの志向が強かった従来の開発プロセスにマーケットインの志向を取り入れ、市場やユーザーのニーズをコンテンツにさらに反映できる強固な体制構築を企図しています。

また、新規領域につきましても、様々な施策を実施しました。

株式会社gumiとの資本・業務提携、国内外におけるスタートアップ企業への出資等、オーガニックだけでなく、インオーガニックの両面による取り組みから成長を志向したいと考えています。

インオーガニックでの取り組みにつきましては、複数の国内外スタートアップ企業にマイノリティ出資を行い、当該領域における情報収集および最先端の知見獲得に努めています。