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株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
2023年3月期 決算説明会 質疑応答
日 時：2023年5月12日（金） 18時30分～19時30分
取締役 最高戦略責任者 桐生隆司
【主な質疑応答内容】
Q. 2024年3月期連結業績予想にダウンサイドリスクで見込んでいる費用増の規模感は？
A. 人件費増等で、相応の規模を見込んでいるが、定量的なコメントは差し控える。
Q. 収益性の改善を中期業績目標の1つに掲げているが、具体的な指標は？
A. 15%程度を目指す。
Q. 2024年3月期にHDゲームの大型タイトル発売が予想されているが、現在の状況は？
A. 「FINAL FANTASY XVI」は2023年6月22日発売予定、「FINAL FANTASY VII REBIRTH」は来冬発売のステータスから変更はない。
Q. HDゲーム事業における課題は何か？
A. 選択と集中が十分にできておらず、当社グループの開発リソースを中心とした経営資源が分散していることを課題認識している。大型プロジェクトへ経営資源を集中させることが課題解消の鍵に繋がるのではないかと考え、リソース統合の一例として、株式会社Luminous Productionsと株式会社スクウェア・エニックスの合併を実行した。
Q. 内製開発体制の強化による、業績への効果はいつ期待できるのか？
A. 開発が進んでいるタイトルに関しては、抜本的体制の見直しを行うことによって、品質やリリースタイミングに影響を及ぼすリスクがあるため、短期的に業績面への効果を期待するのは難しい。したがって、業績への効果には相応に時間を要する。
Q. 「大型タイトルの定期的ローンチを可能とするパイプライン構築」と決算説明会資料に記載があるが、大型タイトルが従前より短いサイクルでローンチされると理解してよいか？
A. 既存の有力大型タイトルに加えて、今後も複数の大型タイトルを育成し、安定した頻度で新作を投入できる体制構築により、当社コンテンツの提供サイクルを短縮していきたい。