IR情報

2019(令和元)年5月13日開催 決算説明会概要

2019(令和元)年5月13日開催 決算説明会概要

*

*

*

*

2020年3月期の業績予想は、売上高2,700億円、営業利益240億円で当期並みの水準です。2020年3月期計画が当期並みの水準とするのは、主に2つの理由によるものです。まず、スマートデバイス・PCブラウザ等において、前期の第3四半期までに投入した新作が不振であったため、当初見込んでいた収益の実現が難しいと考えざるをえないためです。当初は当期に投入した複数タイトルが2020年度通期に収益貢献すると見込んでいましたが、収益貢献が期待できる新作は「ロマンシング サガ リ・ユニバース」の1タイトルのみと厳しい状況でした。次に、当期に発売した「SHADOW OF THE TOMB RAIDER」、「JUST CAUSE 4」等のリピート販売の見込みについて、これまでの実績に基づいて当初見込みからかなり保守的に見直しを行ったためです。

2020年3月期のHDゲームの新規大型タイトルはE3にて詳細を発表する予定ですが、開発の進捗状況、競合タイトルとのバランスを考え、投入時期は2020年3月期下期に偏ります。したがって、2020年3月期への収益貢献は限定的です。当初は当期から2020年3月にかけて右肩上がりの成長を見込んでおりましたが、業績の進捗が1年「巻き戻って」しまったため、横ばいで推移することになります。今後のタイトル・ラインナップを勘案すると、大きく成長を見込めるのは2021年3月期以降になると想定しており、営業利益400~500億円を達成できるポテンシャルがあると考えています。


laoding...